治療から新幹線自由席禁煙まで影響力持つ日本禁煙学会

日本禁煙学会は国際社会の中で日本における禁煙のための活動を支援したり学術研究を促進したり禁煙や喫煙に関する調査を実施したりすることを目指している一般社団法人です。
喫煙による健康被害が世界的に知られるようになったことを受けて、煙草の規制を行っていく上で必要となる科学的知識や技術の発展や普及に努めることで社会の健康増進を図るというこがその目的となっています。
学術総会の実施や学術研究への助成、禁煙に関する広報活動や講師の派遣、アンケートやコンテストの実施による情報収集や啓蒙活動など、様々な形で禁煙を広める活動を展開しています。
日本禁煙学会は禁煙治療が保険適用されるようになったことを広めたり、禁煙治療に保険が使える医療機関のリスト配布を行ったりといった禁煙治療に関する宣伝広告活動も積極的に行っています。
一方、企業や国に対する提案や要望の発表も活発に行ってきており、その影響力の強さから様々な社会的変化をもたらしてきています。
典型的なものとして挙げられるのが新幹線の自由席に関する要望であり、自由席を全面的に禁煙とするべきであるという趣旨の提言を行い、実際に一部の新幹線でそれが実現されるということが起こっています。
自由席だけでなく全席禁煙という措置がとられていることもあり、日本禁煙学会の提案の力だけではなく、それだけ社会的要請が強かったということにも由来しているのは事実ではあるものの、大企業を動かせるほどの影響力を持った組織となっているのが日本禁煙学会です。
今後も国際社会から煙草の健康被害を取り除くために活動を続け、企業から国に至るまで大きな影響力を及ぼしていく組織として機能していくでしょう。